2018.04.19
最近特に花粉を積んだままのお車が入庫いたします。本日もタイヤ交換でご来店いただけたお客様のお車が黄色く染まっていまして驚いてしまいました。屋根付きの駐車場をご利用なのですが風に舞って飛んでくるので屋根があっても関係なくボデー全面に付着しているのです。
花粉が付着しても早い段階で水洗いできれば特に問題はないのですが、不安定な天候が続くこの季節では通り雨の様なパラパラとした雨が降りますね。花粉が水分を含むわけですがその後、雨が止んだ後に乾燥する時に塗膜に悪さをします。
科学的なことは分かりませんが乾燥する時に塗膜も一緒に収縮してしまうようで塗膜にシミができるのです。ただシミと云うと薬品などで溶かしたり科学的な反応で消せるようなイメージがありますが花粉のシミの場合は塗膜自体が収縮しているため小さな小さな凸凹が発生しているとても厄介なシミなのです。
本日ご来店のお客様も花粉でシミができる事をご存知ありませんでしたがご説明させて頂き慌てて洗車するとおっしゃっていました。
シミがついても早期ならば塗膜を加熱することで取れることがあります。当社の様な塗装ブース内で焼付けを行ったり赤外線パネルヒーターで加熱する方法です。一般の方がご自分でやる場合はお湯をかける方法がありますが温度調整を間違うと車を傷める事になるためお勧めいたしません。
いずれにしましても まず丁寧な洗車 塗膜が痛んでいる古いお車は特に早めに洗車 今日から週末にかけて気温が上がる暑い日は特に注意が必要です。
「シミ」とは云っても簡単に落とせるシミではありませんのでくれぐれもご注意ください。
当店ではコーティング施工されたお客様を中心に洗車サービスを格安で取扱しています。洗車しながらボデーチェックができますのでお忙しい方はご利用ください。