2020.01.19
今年は暖冬で雪の心配も少ないようですが、それでも場所によっては積もる可能性もありますね。雪が降るとスタッドレスタイヤなど走行時に注意が向くものですがボデーにも注意を払ってほしいところです。
車に雪が積もってまだ柔らかい時点ではそれほど問題ありませんが、凍ってしまってからが厄介です。
まれにスコップで屋根の雪を下ろそうとして屋根に傷をつけてしまう人がいます。当社でもこのようなケースで板金塗装の修理をさせてもらったことが何台もありました。ただこのケースは大変お気の毒ではありますが稀なケースで、ほとんどの方は手やゴムなど軟らかいものでボデーの雪を下ろしていると思います。
そのような手で下ろしても雪が凍っている場合は傷がつきやすくなります。固い氷をボデーの上で滑らせているわけですから当然ですよね。特に黒などの濃色の場合は気を付けてほしいものです。
雪を下ろさないと走行できないため、ではどうする事で負担を少なくできるか?ということですが、氷になった雪が溶けだして水がボデーに広がりだします。そうなると水がボデーと氷の間でクッションになり氷が優しくボデーから落ちていきますので傷がつきにくく負担が少なくなります。
お急ぎの場合は水をかけてあげてボデーを水でたっぷり濡らしてあげると効果的です。
くれぐれも朝一番の凍った状態でこするように雪を下ろさないようにご注意ください。
ボデー全体に細かい傷がつくと艶がなくなり汚れも付きやすくなります。このような場合は全体をポリッシュ仕上げ(磨き作業)を行うことでとてもきれいになります。もちろん磨きでは落としきれない傷もありますが、洗車キズなどの薄い傷は磨き作業でほとんど綺麗になり艶も回復します。
このような磨き作業による艶の回復作業を当店では得意としておりますので 艶引けでお悩みの方はぜひご相談ください。